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北海道環境の村エコサロン

     地球の温暖化を教育で防ぐ全国の学校の挑戦

          〜気候変動の解決を子どもに押しつけていないか?〜

 異常に暑い夏が長く続き、今までにない湿った雪が降る北海道で温暖化を実感する日が続きます。でも、世界の指導者は京都議定書、パリ協定で決めたことを守らず、温暖化はペテンだと言ってのける指導者まで出て来た。

 日本の子どもたちは全国でSDGsや地球環境について学校で学んでいる。小学校5年生になると自然環境や森林について学び、宿泊学習で自然の中で過ごしている。そして、6年生になると総合的な学習の時間のテーマはSDGsだ。そう、SDGsという言葉は学校では一般に使われ、どの子どもも学んでいる。その中に温暖化をテーマにした気候変動教育がある。国連が定めた社会開発の目標であるSDGsの意味を知り、社会の一因となる子どもたちにその解決のために必要な知識や能力を身につけるための目標であったり動機を学ぶということもあるでしょう。もう一つ、子どもたちは社会の鏡として私たち大人の社会を遊びの中で模し、その本質をあからさまにしてしまう能力がある。できればその意味を大人は理解して社会発展に生かしていくことができる。おそらく、今までそのようにして来たのかも知れない。

 そんなことを考えながら、全国の子どもたちは気候変動教育で何を学んでいるのだろうか? 一般社団法人地球温暖化防止全国ネット理事長の高田さんが北海道に来られるこの機会に、全国の学校で取り組まれている気候変動教育の事例を聞いてみる機会を作りました。

 この一般社団法人地球温暖化防止全国ネットは1998年のCOP3で決められた京都議定書を実行に移すために日本政府が作った温暖化を防止するための組織です。その当時京都に住んでいた私は、COP3が京都で開催されることが決まった2年前の1996年から、地元の環境保護団体のメンバーとして全国、世界中から来られる環境保護団体のホストとして活動をスタートさせ、世界中の気候変動をテーマに活動をしている団体と意見交換して来て、気候変動枠組み条約会議が行われていた会場にも出かけていました。

 しかし、しかし・・・先日のCOP30や日本を含めた今の世界の気候変動への取り組みをみるにつけ悲観的にならざるを得ない状況です。そして、そのツケを子どもたちに引き継がせてどうするんだと思わずにいられなかった時、「北海道で気候変動教育に取り組んでくれへんか」と古くから環境教育に一緒に取り組んでいた理事長の高田さんから電話があり、「ちょっとやり直そか」ともう一度動き始めたところです。

 この北海道環境の村エコサロンでは高田さんから全国の学校で取り組まれている気候変動教育の事例を聞き、その解決を子どもに押し付けるのではなく、気候変動教育をテーマとした子どもたち一人ひとりに身につけて欲しい学びについて、皆さんと一緒に話し合いたいと思います。

 
【日時】2026年2月13日(金)18:30-20:30
【会場】札幌市環境プラザ・環境研修室1(札幌駅北口すぐ)
【定員】30名(先着順)
【参加費】無料
【ゲスト】高田研さん(一般社団法人地球温暖化防止全国ネット理事長)
【コーディネート】
     山本幹彦(NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー)
     山本草(NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー)
【申し込み】以下の「お申し込み」をクリックして必要事項を記入して送信してください
【タイムスケジュール】
18:15 受付
18:30 開始:オリエンテーション・自己紹介
19:00 ゲストスピーチ
20:00 皆さんと話し合うサロン
20:30 終了

【お問い合わせ】NPO法人当別エコロジカルコミュニティー
E-mail:tectec_ee@yahoo.co.jp
TEL:0133-22-4305
http://tectec-ee.wix.com/website


【主催】北海道
【企画・運営】NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー
【後援】(公財)北海道環境財団

詳しい持ち物、集合場所はお申込み後にご案内します

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