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COVID-19対応の宿泊学習の様子を写真でご報告します。これから道民の森で宿泊学習を計画される学校の方は参考にしてください。
*スタッフ紹介(Our staff with protective equipment)*
宿泊学習は私たち2人のスタッフ(親子)でお手伝いしています。感染対策にマスクとアイウエアを着用し、大きな声を出して飛沫を飛ばさないようにハンドマイクを使って説明します。
プログラム開始前のオリエンテーションや終了前の振り返りの話は互いにフィジカルディスタンスを確保しながら輪になって行います。マスクは必要に応じて使用したり外したりしています。
活動は野外ですので比較的安全ですが、マスクを外しての大声は注意しています。
*入村式(Opening ceremony of School program in the nature center)*
2クラス約50名の学校
道民の森の宿泊定員は200名ですが、今年は50%の100人を最大定員として受け付けています。2クラス50名と3クラス100名の比較です。子どもたちは密着しています。野外ですからマスクをしているとリスクは下がると思いますが、雨の時はクラス単位でもいいのではと思います。もちろん、晴れていてもクラス単位をお勧めします。
3クラス約100名の学校
*ワンダーチャレンジ25(Wonder Challenge 25)*
選択権を与えられていることは主体的な学びにとって大きな要素です。チャレンジは選べるから主体的に取り組めるので、決められたチャレンジは学びにつながりません。Challenge by Choice。25もの活動の中から「おもしろそう!」と思える活動を選んでもらいます。事前学習としてこのワークシートを渡して予めどの活動をするのかを選んでください。その時に自分の選んだ活動をイメージし、気持ちを宿泊学習に持っていくようにしてください。やってみたい活動が見つからなかった時は、自分なりに森の中でチャレンジしたいことを先生と相談して見つけてください。その対話の中で子どもたちの個性が見つかるかもしれないですね。活動中、トンボに目が移り、バッタを追いかけるかもしれません。新たなチャンじのタイミングですね。そういった機会を見逃さないように寄り添ってください。そして、この体験を通して疑問に思ったことや不思議に思ったことを子どもへの問いかけの中から引き出し、発展学習につなげてみてください。活動は案内所前の多目的広場で自由行動となります。
ワークシートはしおりに入れておくと便利です。
枝を使ってピラミッド作りを1時間。
日陰で友達と休憩。自分のペースで自然の中でゆったりした時間が流れます。
*森でビンゴ(Forest Bingo)*
与えられたビンゴ課題ではなく、事前学習で課題を自分で考えます。このプログラムは自分で課題を考えるところがミソです。頭の中に森をイメージし、森にあるものを想像し、または、こんなものがあったら面白いなと思うものを書き込んでゆきます。その時に注意することは、木とか葉っぱの場合、「どのような?」という問いかけをしてください。名前は重要ではありません。例えば、「手を回してちょうどとどく木」とか「白い木」とか。また、「チクチクするもの」や「いい匂い」と行ったように五感で見つけるものや「三角のもの」とか図形や形でも構いません。発想を自由にしてみてください。この想像して考えた課題は「仮説」です。それを森の中で見つける活動は「検証」です。見つかったり見つからなかったりした課題について「考察」します。このプロセスが探究です。そのために、じっくり自分で課題を見つける時間を保証し、必要に応じてその場で問いかけることも必要です。出来上がったビンゴカードはしおりに挟み込んで持ってくるようにすると便利です。活動中、トンボに目が移り、バッタを追いかけるかもしれません。新たな課題ですね。そういった機会を見逃さないように寄り添ってください。そして、この体験を通して疑問に思ったことや不思議に思ったことを子どもへの問いかけの中から引き出し、発展学習につなげてみてください。活動は案内所前の多目的広場で自由行動となります。
ビンゴカードを持って見つかりそうな環境を考えます。
フィジカルディスタンスを意識。
友達とも相談。
先生も寄り添って。
見つかった課題を確認
何か発見! 「樹液?」
*森の俳句ハイク(Haiku Hiking in the forest)*
国語で習った「俳句」を自然の中で作ります。ポイントは五感で感じた自然を5・7・5の言葉にして表現すること。はじめに五感を感じる練習をしたあと、安全管理の話をして子どもたちは森の中の安全なところで一人になります。時間になると集合し、6人から8人程度のグループに分かれてフィジカルディスタンスを守って輪になリます。自分の作った俳句を足元に置き、輪になったまま、全員で隣に移動して俳句を読みます。今回は声を出しての発表ではなく、ギャラリー形式で発表します。1周して全員の俳句を読んだら自分の俳句の前に座り、振り返りの時間です。グループのリーダーが司会者となり、全員が発表してゆきます。子どもたちの作品です。「たんぽぽが ひらひらひらと おどってる」「ザーザーと 川が生きてる あかしかな」「風がふく フーとふいたら 消えていく」「ちょうちょがね とまってくれたよ 指の上」
友達と二人で
森の中で一人になる
距離を感じて
発表
岩の上で
振り返り
*森の長老ミズナラ(Trekking to old tree)*
樹齢450年とされているミズナラを見に行くプログラム。森林学習センターから歩いて20分から25分のトレッキング。マスクを外すので2mのフィジカルディスタンスを確保して歩きます。長老の枝が枯れていて、落ちてくる可能性が出てきたので周囲はロープが張られて立ち入り禁止になっています。また、周囲は堀場所がなく、1グループ10人程度に別れて行き、ミズナラで密にならないようにしています。
注意:昨年の秋にはスズメバチがミズナラの朽ちた幹の中に巣を作り暫くこのプログラムが実施できませんでした。
ミズナラと対面
ミズナラと一緒にグループ写真
樹齢450年のミズナラの下で休憩。
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