top of page
GolestanEducation-YM_June2020_7552_s.jpg

 COVID-19の感染を防ぐには室内よりも野外の方がリスクが少ないことがわかってきています。

​ そこで、学校での感染を防ぐために野外で授業を行うアイディアが世界中で起こっています。なぜか、日本では話題にも上りません。

 子どもたちは1日の内の3分の1を睡眠で、3分の1を家庭で、3分の1を学校で過ごしています。TECではこの学校で過ごす8時間を少しでも野外で過ごすことで、自然と触れる時間を多くし、自然を当たり前のように子ども時代を過ごすことが重要だと提案してきました。そして、授業の仕方によっては、野外で授業を行う方が学びが深まるということに世界が注目していることに気づき、2018年にはスウェーデンの「野外で算数」というテキストを翻訳して日本に紹介することができました。この「野外で算数」については以下のホームページで詳しく紹介しています。

https://learningoutdooredu.wixsite.com/mathbook/

 また、野外で授業の紹介をする時、インフルエンザなどの感染症に対しても感染しにくいと紹介してきました。事実、野外で毎日を過ごす森のようちえんではインフルエンザで休む子どもの数が少ないことがわかっていました。

 そして、このCOVID-19のパンデミックの元で学校の授業を行うにあたり、多くの国で野外で授業の試みが行われている報道がされ始めてきました。そのきっかけを作っているのがまたそれぞれの国で活動している野外教育(日本のようなキャンプなどの狭い活動を意味していません)を推進している団体です。

​ このコーナーでは野外で授業の情報を紹介できればと思っています。

bottom of page